あらすじ

帝の子として生まれながらも、九仙(仙人界を代表する九人の仙人のこと)の一人まで登り詰めた来儀《ライギ》は、一度目の人生では、仙人界から帰郷して亡くなった兄の代わりに致し方無く帝となった後、婚約者である花琳《ファリン》と、長く片思いをしていた同門の兄弟子でありであり、自らの側近の紫煙《シエン》の共謀によって殺された。
――だが、天のきまぐれか、来儀は再び人生をやり直す機会を得る。
仙人になる前の幼き道士だった頃に戻った来儀は修業に励み、一度目よりも早くに仙人となり、その結果兄を救うことに成功する。一度目の辛い人生は忘れてた、今度こそ幸せになろうとと、自分の人生を生きようとする来儀。
しかし、一度目の人生でも二度目の人生でも、少し苦手な他門の仙人、青蝶《チンディエ》から執拗に絡まれるようになっしまい――。
◆来儀《ライギ》◆
受け。175センチ。主人公。十九歳。帝の子。前世では優秀な双子の兄が病で早逝してしまい、仙人となった後に下界に戻り、兄の代わりに帝となるが、乱世が治った後に側近に殺された。二度目の人生をやりなおした際に平和な人生を送るために奮起し、兄を助けることに成功するが、結果的に二度目の人生もかなり面倒な話になっしまって困っている。やや粗暴なところがあるが、根は善良で素直な性格。一度目の人生のことがあるため、自分に自信がない。師は金霊聖母。
◆青蝶《チンディエ》◆
攻め。189センチ。外見年齢は三十歳くらいで端正な顔立ちから女仙人から人気があるが、非常に有能だが、俺様で傲慢な性格で、彼の師である元始天尊すら機嫌を損ねないのは至難とまで言わしめる気難しい男。しかし、ライギには激甘で同門でもないのに、世話を焼きまくり、その結果一度目の人生でも二度目の人生でもライギからはやや煙たがられている。二度目の人生では、何故か急接近して来るように。
◆余輝《ヨキ》◆
ライギの双子の兄。175センチ。一度目の人生では病で早逝したが、二度目の人生では生存。自身を救ってくれた弟を尊敬しており、何としても連れ戻そうとしているが、ツンデレの為に弟からは兄が自身を嫌っていると思われてしまっている。
◆花琳《ファリン》◆
ヨキの婚約者。二十歳。169センチ。一度目の人生では、愛するヨキの地位を奪ったライギを憎んでいたが、二度目の人生では最愛の人を救ってくれた恩人、そして未来の義弟として可愛がっている。
◆紫煙《シエン》◆
ライギの兄弟子。二十八歳。185センチ。一度目の人生で、ファリンと共謀してライギを殺した男。冷静で穏やかな人格者だが、偏った独特な思想を持つ。チンディエとは犬猿の仲。
→イラスト:もふか様

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アルファポリス
アルファポリス2024/10/03
  • 現在の作品星火経〜紛い物の紅玉が、災厄の獣に愛されて幸せになるまでの話〜