あらすじ
「イネブラー」
優しさの名の下に
差し出した手が、
絡みついた鎖を解けず、
逆に縛ることがあったなんて。
与えた温もりは
あなたの冷たさを包むはずだったのに、
いつしか凍えた心が二つ、
同じ闇に囚われていた。
「助けてあげたい」と願いながら、
助けられない自分を責めた夜。
その度に、優しさは弱さに変わり、
逃げられない繭のように固まっていく。
でも気づいたんだ。
本当の助けは、解放すること。
手を離し、自ら立つ道を示すこと。
その道が痛みと孤独に満ちていたとしても。
愛は依存じゃない。
与えることばかりが優しさじゃない。
強さへと変わるその時、
本当の意味での助けになるのだろう。
だから今、
優しさを強さに変える。
あなたの自由と、
自分の自由を信じて。