あらすじ
バーテンダー佐枝は標的を次々に泥酔させて事故に見せかけて殺害する。殺害するたびに、自分と同名の義妹・佐枝が受けた暴行のおぞましい記憶が一つずつ消えてゆく。
二人目を殺害した後に、標的の義父の鷹野良平が泥酔に寄る心不全で死亡し、勤務先のクラブ・リンドウのフロアマネージャー芳川が、佐枝の標的二名によって監禁される。佐枝は吉川を救って標的二名を泥酔させて殺害する。鷹野良平はクラブ・リンドウ経営者・亜紀のかつての内縁の夫で、佐枝の義妹を婦女暴行の果てに再起不能にした、娘婿の鷹野秀人ら八名の加害者をどう処分するか亜紀に伝えていた。鷹野良平の遺言に従い、残りの標的四名を追って佐枝と芳川は前橋市のクラブ・グレースに出向し、標的一名を泥酔させて殺害する。
佐枝たちの元に、残り三名の標的を特殊弾丸発射装置で消せと発射装置が送られた。故人鷹野良平の関係者から佐枝たちの裏の仕事が漏れたと知った佐枝たちは指示どおり標的を消す。すると、ウィルス感染対策の記者会見場で与党幹事長、元幹事長、内山総理を消すよう指示された。指示どおりにしないと佐枝たち関係者が消されると判断した佐枝たちは。記者会見場で標的を消し、佐枝たちを口を封じしようとする始末屋二人を消す。全てが、総理になろうとする副総理の指示だった。その事実を知った内調の与田捜査官は佐枝に副総理暗殺を依頼する。佐枝たちは総理に就任した副総理を特殊弾丸発射装置で消す。
新たに就任した内調の主幹と内閣情報官は、副総理と愛人の子どもだった。二人は内調の下請けの始末屋を使って、佐枝たちと与田捜査官と、佐枝たちの裏の仕事を副総理に密告した者たちを口封じしようとする。佐枝たちは先手をとって始末屋を消す。
佐枝たちは内調内の通話をハッキングして、主幹と内閣情報官が佐枝たちと与田捜査官と佐枝たちを副総理に密告した者を消すよう指示する会話記録を入手し、内調所属の警察庁特務官・佐伯警部に渡し、主幹と内閣情報官は処分され、佐枝たちは佐伯警部特務官の部下になる。佐伯特務官が率いる特殊部隊は内調の下請けの始末屋組織を壊滅する。しかし、五名の始末屋が逃れて佐枝たちを消そうとするが芳川が一名を倒す。佐枝は自分たちが警察庁特務官直属の新たな始末屋の暗殺者になったのを実感した。