あらすじ
「あ、あんパンはいかがですか!」
行き倒れの主人公の前に現れたのはあんパンを売るメイドさんだった。
「ボクは桜井カヲル。世界一のミュージシャンになるのが夢さ!」
お金が無く寮を追い出された主人公はヒロインと一緒に働くことになるのだが――
「えっと……か、カヲルさんは……すす、好きな人とかはぁ……いるんですか?」
「え、好きな人?」
「べべべ、別に無理して言わなくても、だだだ、大丈夫でしゅ! ちょっと気になっただけといいますか――」
「うーん、モモカかな?」
「ふぇ!? わ、私ですか!?」
「だって、ボクはモモカのこと好きだよ」
「そ、そうなんですか!?」
「うん」
「ででで、でも……わ、私達はこのお店で一緒に働いているわけでそういう関係には……」
「それって、関係あるの?」
「ふへ!? だって、それは……」
「モモカ?」
「おおお、お返事は……まだ考えさせてください~っ!」
(か、カヲルさんっては……いい、いきなり告白だなんて大胆すぎです~っ!)
「モモカ、何で逃げるんだろう……?」
(そんな『男の子』に告白されたみたいな反応しなくていいのに……だって、ボク達は『女の子』同士なんだからね)
この作品は、あんパンヒロインと、夢見るギター少女との勘違い日常系ガールミーツ―ガールです。