あらすじ
とある田舎の公立高校文藝部。
学内で一番可愛い女の子、葉月綾乃が部長を務める文藝部(部員二名)は、二か月後に迫る文化祭を前にして、部誌に掲載する小説のネタすらないという危機に陥っていた。
そこでちょっと、いやかなり変な女の子である綾乃部長(絶対領域をこよなく愛する)は、唯一の文藝部部員である少年──綾瀬一樹(つまり僕)に向かって告げた。
「合作小説を書いてみたいの。一樹君と、私の」
「……でも、それだとあんまり書くことないですよね」
「足りないなら作ればいいじゃない」
流されるままにデートに誘われて、恋愛小説のネタを作ることになった僕と綾乃部長。
でも、小説のネタという割には、綾乃部長が僕に迫ってくる姿はあまりに大胆で。
「一樹君がどうしてもっていうなら、小説のネタとして恋人繋ぎをしてあげてもいいわ」
「覗くつもりなら今がいいわ、ちょうど今、下を着替えてるところだから」
「ね。一樹君。たまには一樹君の方から、あーんして?」
色々と言ってくるわりに、迫ってくるたび毎回のように赤面している綾乃部長。
それは小説のネタなのか本気なのかどっちですか……⁉
ちょっと(いやかなり)変な二人の織り成す、両片思いラブコメディ。
※プロローグだけは、本編とあまり関係ありません。
※かつて公募に出した作品なので、完結保証ありです。