あらすじ
とある夏の日、ある言葉がSNS上で話題になった。
「御命切符(おいのちきっぷ)」
きっかけはひとつの投稿だった。
掌に載った白い切符。そこには今日の日付が印字されていて、その写真と共にこんな言葉が添えられていた。
『どうしよう。友達に「御命切符」を渡された。今日が終わるまでに誰かに渡さないと「お迎え」が来てしまう……』
その投稿をきっかけに御命切符に関する投稿が相次ぐようになる。
その噂は知っていたものの僕はどこか他人事として見ていた。
あの日が来るまでは――
夏のホラー2020参加作品になります。