あらすじ
魔道具作りは金がかかる。素材はもちろん加工のための設備や拠点。知識や技術を習得するためにも教本、指導料、研究用の素材代など、何をおいても必要になるのは金だ。腕が良ければ魔道具を売って金を稼ぐこともできるが、その技術を得るためにはやはり金が要る。金さえあればどんな凡人でもそれなりの技術を身に着け、良い素材と設備でそれなり以上のものを作り出すことができるのが魔導技師の世界だ。
新米魔導技師の少年ウルは金持ちの後輩たちに次々追い抜かれていく状況を打破しようと、一攫千金を求めて危険な迷宮都市を訪れる。しかし世界は彼が思っている以上に世知辛く過酷で……