あらすじ
かつて、アルタイル連邦という大国があった。
だが、大国である彼等は驕ってしまい、無理な侵略戦争を続けた結果、彼等は徐々に敗戦を繰り返し、最終的には国が崩壊するほどに惨敗した。
その連邦に属する小国ヴェルディア公国もまた悲惨な末路を辿った。
連邦につけば、覇権を取れるという宣伝文句を信じた彼等は前線に送られ、惨めに散って行った。
その公国出身のパイロット、グラハムは激しい戦争をなんとか生き抜いて帰って来たが、故郷の人々の反応は冷ややかなものだった。
かつて愛した妻は外国人実業家と駆け落ちし、海辺の故郷の静かな風景は外国資本の工場が立ち並んでいた。
工場に埋め尽くされた街、汚染された排水で濁った海、外国籍のタンカーが我が物顔で航行する歪んだ故郷、死んでいった戦友達には見せられない。
グラハムは最後の戦いに赴くことを決意した。
全てはかつての故郷の姿に、リセットする為。