あらすじ
橘博人(36)は平凡なサラリーマンだったが、車との接触事故を起こしたことによって人生が一変してしまう。
女神を名乗る謎の女性の手によって高校時代に作ったギャルゲーの世界に転生した彼は禁断の方法を使って脱出を試みるも自称女神に阻止されてしまう。
「あなたには罰を与えないといけませんね」
「罰? こんな黒歴史だらけの世界に連れてきといて何が罰だ! これ以上の苦痛が存在するのか!?」
「あなたはこのゲームを完成させないまま途中で放棄してしまった。それは作者として責任感が無さ過ぎます。あなたにはゲームを完成させる義務がある」
女神がヒロインたちに「ハッピーエンドを迎えた人を現代に転生させる」と伝えた事によって、橘はあらゆる黒歴史と対面する事になる。
始めはどうにか逃げようと考えていた彼だったが、ヒロインたちと触れ合っていくうちに(彼女たちも自我があって生きているのだ)という事に気づく。
女神は「転生できるのはハッピーエンドを迎えたヒロインだけだ」と言うが、それなら、全員を攻略すればみんなで転生できるのではないか?
「彼女たちだって生きているのだ。こんな未完成の世界に閉じ込めておくわけにはいかない」
橘はそう決意して、開発者しか知らない没イベントや没アイテムを駆使して全員を攻略にかかる。
しかし、女神がとある操作をした事によってゲームの世界に重大なバグが発生してしまう。
そのバグはヒロインたちの心を蝕み、やがては世界すら蝕んでいく。
橘は黒歴史とバグの二重苦を超えてヒロイン全員を攻略する事が出来るのか?