あらすじ
東京飯田橋に『奈落』が現れたのは、もう二十年も前のこと。
突然現れた謎のダンジョンと、その内部をうろつく恐ろしげな怪物たち。
高木は奈落が出現した当初からそのダンジョンを探索し、お宝を回収しては売り払う『スカベンジャー』を生業としてきた。
しかし、時代は変わるもの。最近の若い連中の間では、浅い階層で安全に探索しつつ、その探索の様子をリアルタイム配信するのが流行っているらしい。
──まあ俺には関係ないけど。
高木はそんな流行もどこ吹く風で、日々黙々とスカベンジングに取り組んでいた。
しかし、ある日深層に迷い込んだ配信者を助けたことで、高木の人生は一変することになる。