あらすじ

北海道網走市に座するとある大学。そこに通う大学三年生の花崗冬彦は、所属先の海生哺乳類研究室の解剖室で、奇妙なアザラシの胎児を取り上げる。 人の顔をし、人の声で泣くその「人面アザラシ」を「人魚」と呼んで慈しむのは、花崗の先輩である遠野明美だった。 ――――「人面アザラシ事件」から一年後、研究室を転籍した花崗の下に、明美の妹・遠野美沙がやって来る。 彼女は両親の遺骨を盗んだ姉を追って、網走へやって来たという。 明美捜索に乗り出した花崗は、美沙の親戚であり研究室の先輩でもある畠山史化と共に、網走市内を駆け巡る。 オホーツク人の人魚像、湖の底で泣く赤子、人魚の血を啜った少年、古き教団、溶けた変死体。 ――――海も凍てつく網走に、産み落とされる赤子はヒトか、それとも………… ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ※本作はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切の関係がありません。 ※今作は横溝大賞への応募作品です。27日頃から、1話目冒頭に結末がわかるあらすじを載せます。

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カクヨム
カクヨム2024/09/21
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