あらすじ
無理をして買ったマイホームは、窓に水子の手形がつく呪われた家だった。日ごとに
悪化する怪異のストレスから、妊婦である柚葉は早産の危機に陥っていく。家につき
まとう水子の存在を仄めかす隣人と、怪異を鎮めるため高額の除霊料を要求する霊能
者の荒川。生まれてくる子の無事と引き換えに除霊料を払う決意をしたとき、柚葉の
前に謎の大男が立つ。「あなたは荒川が仕掛けた劇場型の霊能詐欺に騙されている可
能性が高い」怪異殺しの異能を持つ堅物な刑事の大庭と、宮内庁から警視庁へと出向
している陰陽師にして刑事の芦屋。二人が所属する『呪詛対策班』が、超常現象によ
る事件を現行法で解決していくオカルトミステリーの連作短編シリーズ