あらすじ
【手短に述べると】
結界1センチの聖女は不要と実家を追放されましたが、領地を守っていたのはわたくしの裏人格なのに大丈夫でしょうか。隣国で英雄になってしまったので今さら謝られても帰れませんが。
【詳細に述べると】
ウィンズベリー伯爵家は、聖女の家系。
その結界の防衛力によって、王国内で確固たる地位を築いていた。
しかし、その四女アリステアの結界は、たったの1センチ。
「あなたにはこの家から出ていってもらいます」
実の母や姉から実家を追放されたアリステアは、侍女のヒナとともに隣国へと渡る。
そこで修練を積むアリステアは気付く。
「もしやわたくしの結界の本質って……」
さらに、危機に陥ったアリステアの裏人格が目覚める。
「聖女なめてっと〝解体〟しちまうぞコラアッ!」
少しずつ成長していく結界と最強の裏人格で、アリステアは隣国の英雄となっていく。
そして、アリステアを追放したウィンズベリー家は――。
「ま、まさかアリステアがいなくなっただけで、こんなことになるなんて……」