あらすじ
桜宮 雫玖には、ある力があった。それは、桜宮家で代々受け継がれているもので、『相手が過去に選択してこなかった人生の経験を与える』といったものだった。期間は1週間。しかし雫玖がこの力を使うと、そのたびに彼女の寿命は1週間縮んでしまうといった、力を使うと彼女に返ってくることもある。雫玖は、ある理由で自分の寿命を犠牲にしながらも、この力を使い続けていた。
そして、代々桜宮家を支えてくれているのが風崎家。雫玖より1個上の風崎 怜都は、兄や妹とともに雫玖のことを支えてくれていた。しかし、力を使いたい雫玖とは裏腹に、怜都は雫玖に力を使ってほしくはなかった。寿命を減らし続けてほしくはなかったのだった。
雫玖や怜都達が出会う、悩みを持った人達。雫玖が力を与えて1週間が終わった後、その先に待っているそれぞれの景色とは?
そして、力を使いたい雫玖と、力を使ってほしくはない怜都。お互いが一方通行のその思いの結末は…?
この物語は、桜宮家の力『ワンウィークシークレット』を通して、人生について考えてしまうような、そんな物語。