あらすじ
ジード・アレイスターは公爵という高位貴族の身分に生まれたはいいものの、五歳の頃には母親と死別し、十歳で祖父と死別すると同時に、今まで育児放棄してきた父親が性格の悪そうな後妻と腹違いの兄を連れて戻ってきた。
このままでは虐待される未来に向かって直行するところだったが、彼には誰にも明かせない秘密……世界的キラーソフトである《エンドレス・ソウル》という死にゲーの世界に転生した元地球人という前世があった。
そんなゲームの世界、その七百年後の時代に転生し、前世の記憶を駆使して自分を虐待してこようとする父親たちを軽く捻ってざまぁしたジードは、十五歳で独り立ちする為の準備期間を過ごすための下準備を整え、ゲームの知識をフル活用して、この世界では就活に役立つ戦闘力を身に付けることにしたのだが、実はジードの前世は、ド派手・高火力・燃費最悪・使いにくいの四拍子が揃ったロマン砲スキルばかりを好んで使い、廃人の多い通信対戦で千連勝を成し遂げた、界隈では強すぎてチート疑惑を持たれているほどの有名プレイヤーだった。
ロマン砲好きが高じすぎて脳が焼かれたちょっと頭の可笑しいジードは、リセットなしの死ねば終わりの今世でもロマン砲を実用化させたビルドを極め、数々の成功を収めていくのだが、実はこの世界、転生の神様曰く色々と訳アリのようで……?