あらすじ

高校生、時平カイリが死んだはずの〈その日〉――甦ったのは彼だけではなかった。 全世界で、これまでの『死』が失われていた。 あらゆる人間が、死を迎えた瞬間、甦るようになったのだ――以後死ぬことのない、しかし意志をもたない、生者を襲う存在……〈生屍(イカバネ)〉として。 一度死ねば、何者であれ不死の生屍となり、それに殺された者もまた同じ道を辿る――病気ではないのに、しかし最悪の疫病のごとく、世界を席巻する恐慌。 その混乱のさなか……甦る人間の中に『生屍にならない者がいる』という噂がまことしやかに流れる。 外見は人と変わらず、生前の意思も持ち、老いることも死ぬことも無く――なぜか生屍を喰らう、謎の存在として甦った者。 それは誰ともなく、〈屍喰(シニカミ)〉と呼ばれた――。 ……覆る死の概念から始まり、激変する世界を生き続ける人間たち。 そして、死の先に永遠を得て、人間でなくなった者たち。 遙か悠久の時の果て、彼らは、いかなる道を見出すのか――。

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小説を読もう2024/07/28
  • 現在の作品【新装版】 屍喰神楽 ~シニカミカグラ~