あらすじ
『襲名代表』──それは、2030年のワールドカップで初優勝を果たしたサッカー日本代表メンバー23名の名前を受け継ぐ選手たちによってなる、以降の代表チームを指す。
そして、優勝メンバーたちのプレースタイルを踏襲してチームづくりの土台とする方法は、少年たちで構成される代表チームでも取り入れられていた。
──2040年の夏。
甲斐真樹は、優勝チームのキャプテンだったDF檀のプレーの完コピをめざす少年。
U-16代表選考の合宿に呼ばれた彼は、そこで天才GK天野の襲名をめざす不破と出会う。
なぜか不破は初対面の甲斐に、ともに代表に残れるようにと力を貸してくれる。
不破との出会いは、偶然か、それとも必然なのか──
優勝チームのメンバーと少年たちの関係が、複雑に入り混じった選考合宿の行方は?