あらすじ

天才子役として五歳でドラマデビュー。日本中を虜にし、その人気は飛ぶ鳥を落とす勢いで――そしてそれを十年維持する、超自然の『怪物』。 無機質かつ調和の取れたその美貌、そしてそれをあえて崩しあらゆる表現をこなす、演技のための『役者人形』。 彼女を讃える言葉は多く、そしてどれもが誇張ではない。 芸能界の至宝、鬼才・氷室冷夏、女優、十六歳。 ――なぜか、僕の隣にいる。つい先日まで不登校で、復学準備用の特別教室に通うような僕、桜庭直樹の、すぐそばに。 発端はネット上、メタバース空間。不登校生用のバーチャル授業で知り合った『れーとー子』を名乗る女の子。特徴のないプリセットアバターのその子は、うまく喋ることのできない僕にも優しくて、おおらかで、だから会いたいと思ってしまった。 どこからどこまで知っていて、どこからどこまで演技なの? 何もかもが僕の上。そして僕は、いつでも彼女の掌の上だ。 ※カクヨムで掲載中。

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小説を読もう2024/05/26
  • 現在の作品バーチャル授業で知り合った女の子が超のつく有名女優だった上、狭い教室で二人きり。