あらすじ
屋敷 一 はその生涯を無理なく無難に終えた・・・童貞のまま・・・・
生涯女を知らず、世間でいう弱者として人生を終えた一は、せめて人の役に立てる人間になりたかったなぁとか格闘技なんかやってかっこいい男を目指すべきだったのかなぁなんて、自分の人生を悔いる。
そんな中神様が現れ、異世界にいってほしいと言われる。
だが、困ったことに自分には何か特別な能力も知識もない、精神性だって平凡な自分が異世界にいって何ができる?そう考えると異世界行きは断るしかなかったのだが、神様が亜神としてほぼ神の力を使える状態で送り出すからなんでもできるぞ、と甘い言葉で誘惑してくる。
神様の力を人間に?なんでもできる?怪しみながらも、力をくれるなら自分でも人の役に立てるかもしれない。
そんな思いを胸に、異世界、まだ精霊や様々な神、悪魔が人間の世界に干渉する世界に降り立つことにした。
与えられた土地は秘境の森の中、その森はいろいろな所につながっていて、いろいろな悩みを抱えた客や病人、時には王族に神なんかも紛れ込む、そんな特別な空間の魔境だった。