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あらすじ
九代将軍・家重の治世。紀州藩の京と江戸の両屋敷に怪異が兆した。京では元藩士が“花が匂う”と称して、夜な夜な東山へと出かけていき、江戸では見事な庭園に、マダラ蓮と血色の苔がはびこりだした。 京の下級公家・庭田重奈雄は、人の念が乗り移った異界の妖草駆逐の秘術を使う妖草師であった。藩の要請を受けた重奈雄は、紀州徳川家への恐るべき怨念の存在を知ることに――。第1回徳間文庫大賞(書下し部門)受賞作。
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2015/07/24
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