あらすじ
このネット社会と呼ばれている現代において、SNSに度々上がる“許されざる罪/存在”がある。
それは――“百合の間に挟まる男”という存在である。
忌み嫌われ、嫌悪され、好き好む人間は居ないであろうそんな存在に――なってしまいかねない人間が居た。
名を、徒篠風璃。
品行方正、文武両道、高根の花、歩く白百合と呼ばれている彼女だったが……その正体は、前世(男)の記憶を持つただの百合好きな変態だったのだ。
しかし、変態には変態なりの矜持がある。
「男の頃の記憶を持ってたらそれはもう百合じゃないだろ!!いい加減にしろ!」
そう、股間の物のある無しに関係なく!!
「俺は……絶対に、百合の間には挟まらないッッ!!」
いくらTS転生したとしても、男の頃の記憶を持っている者は総じて男だと思っている彼/彼女は、せめて間近で百合を見る事に勤しもうと今日も奔走するのであった。