あらすじ
「私は廃棄物の回収業者。廃棄の対象はあなたです、奥さん」
アリゾナ州、テンピのどこにでもある一般家庭。
突然、廃品回収をよそおった男に人権の失効を告げられる妻、キャスリーン。
戸惑う彼女に「これからは物として扱われる」そういう意味だと男は説明。意識を奪われた彼女は廃棄物処理施設へ連れさられる。
同時刻、オフィスでその夫、ケネスも回収者たちに拘束されそうになるが、からくもその手から逃れることに成功。
キャスリーンが焼却処分されるという情報をつかんだケネスは、彼女を救出するため単身、廃棄物処理施設へ潜入する。
そこで七年前に病死したはずの息子との奇跡の再開が待っていた。
これは、人間の身勝手で生み落とされ搾取されてきた者たちが、運命に抗い、アリゾナを崩壊に導き、やがてアメリカ全土を巻き込む大事件へと発展する、その全記録。
初の長編です。楽しんでもらえればうれしいです。
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