あらすじ
高校二年生の空手家・神木空也は強さをひた隠して暮らしている。クラスではいつもあなどられ、隣の席の美少女にもいいかげん愛想を尽かされそうだ。
そんな折、空也も含めた高校生七人は、春の林間学校に向かう最中にひょんなことから山に迷い込んでしまう。藪を掻き分けて辿り着いたのは古ぼけた農村。人影はなく、ライフラインも停止していた――
ダムの底に沈んだ村
研修センターの赤い女
ヤマンクロ
コトノシサン
首吊り桜
廃トンネルの笑う男
消えた殺人鬼
高校生たちを取り巻き、翻弄する謎の数々。
そして襲い来る恐怖たち。
少年少女はあまりにか弱く――しかし七人の中には、武術の極意にさえ手が届きかけた武術家がいた。