あらすじ

俺は、この世に鬱屈とした感情を抱き締めていた。 月が綺麗だったから、俺は君に言ったんだ。病弱で、身体が弱いそんな君に。 「月が綺麗だね」なんて。 そしたら、どうしてか君は照れて笑ったんだ。 そこから世界が、見違えるように変わったんだ。 トレーシングペーパーのように、俺の瞳は磨けば輝くようになったし、汚れたスニーカーを洗えば心まで綺麗になったように錯覚するんだ。 俺の家は食堂なんだが、行政から都市開発のために立ち退きを命じられた。 それを命じた知事の娘が、君だった。 この物語は、人間は些細な行き違いと苦しみを抱いて他人と関わろうとする、アイロニー(風刺的)物語。

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カクヨム
カクヨム2024/07/20
  • 現在の作品月が綺麗ですね