あらすじ

【識】 空想を現実に変える力場の名前だ。 それを利用して、不思議な術を使うのが【術士】というらしい。 伊国久義の人生に、そんな奇妙奇天烈な用語が混ざり始めたのは、これまた奇妙奇天烈な紆余曲折があったからで。 そんな紆余曲折の中から、当の久義があえて一つ、重要なイベントを選ぶのだとすれば、やはりそれはあの瞬間になるだろう。 あの瞬間。 今にも泣き出しそうな鼠色の空から、雨ではなく、日々木歌子が降ってきた瞬間。 あの瞬間に、彼の非日常は織られ始めたのだ。 術士としての、非日常が。 拙作『抉じ開ける彼我』をリライトしたものになります。十万字前後で終わる予定です。 毎週金曜日あたりに更新できればと思います。できなかったらごめんね。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2021/09/10
  • 現在の作品術士達は識を織る