あらすじ

その図書館は、かつて、その土地にあった森の木をつかって建てたので「森ノ木図書館」と名前が付いたという。 少年は生まれ頃からずっと、森ノ木図書館の隣の家に住んでいた。そして、毎日のように、図書館に通い、本を読んだ。   彼は家の隣の図書館で多くの本にふれ、本を読むのが好きな少年に育った。 中学校に入って一か月が過ぎた頃、とつぜん、森ノ木図書館がなくなることになった。彼は、この状況に、途方に暮れた。 毎日のように通っていた、本の世界が消えてなくなる。こころのカタチをどうすべきか、わからなかった。   そんなとき、ひょんなことから、ある少女と出会う。彼女は『森ノ木図書館』のいずれ継ぐ予定だったという。 しかし、図書館はなくなってしまう。そこで、彼女は『森ノ木図書館』をよく知る少年へ、奇妙な提案する。 それは「図書館の最終回」をする、というものだった。    そのばくぜんとした提案のまま、両者による図書館の最後の日々は、ただただ過ぎて行く。

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カクヨム
カクヨム2024/08/24
  • 現在の作品図書館の最終回