あらすじ

もし、存在すら耐えられない人間が側にいたとしたら――? 専業主婦の高木瑠奈は、夫の会社の社宅である団地に住んでいた。だがそこでは、常にご近所さん達に家族の噂をされてばかり。夫との夫婦喧嘩や、その夫の体調が最近目に見えて優れない事。そして終いには、娘との接し方も無遠慮に問われている。 そんな日々を過ごす中、瑠奈はある夏の午後、娘と一緒に夕飯の買い出しに出掛ける。だが、娘はスーパーの店内で急に瑠奈の前から姿を消してしまう。探しても探しても、何処にも見当たらない。娘は、一体何処に行ってしまったのか。突然の失踪に、瑠奈は困惑する。 だが、必死に娘を探す中、瑠奈は思い返す。話ができない隣人。いつの間にか豹変してしまった夫。何より、ここ数年の間に形を変えてしまった家族関係。 瑠奈がそれらに対して抱える感情は、何なのか。そして、何かを消し去りたい時、人は一体どうすればいいのかのか? * ~ * ~ * 「夏のホラー2024」企画参加作品です。 この小説の第一話は、南雲皋先生主催の【ホラー冒頭博覧会】(https://ncode.syosetu.com/n3442jg/) 企画参加作品です。

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小説を読もう2024/08/19
  • 現在の作品次に誰かを殺すなら