あらすじ

「り、理佳子……」 「――!」 彼女である理佳子に、用事があるから行けないと断られた夏祭りの会場。 そこで俺は、二年の藤島先輩と手を繋ぎながら歩いている、派手な浴衣姿の理佳子と遭遇してしまった。 あまりの光景に、脳が現実を受け入れることを拒否している。 全身の血が冷水に変わったんじゃないかというくらい寒気がする。 それなのに心臓だけは、ドクドクと今にも爆発しそうなほど早鐘を打っているのだ。 う、噓だよな理佳子……。 これは、何かの間違いだよな、理佳子……! 「あーあ、まさかここで康太くんと会っちゃうかぁ」 「……!」 が、当の理佳子は、まるで授業中に先生から問題を解いてみろと指名された時みたいな、気だるげな態度を取っている。 そ、それが、浮気現場を見られた第一声かよ……! こうして最悪な形で彼女にフラれた俺は、もう二度と恋愛なんかしないと、心に誓ったのである――。 「あれぇ? う~んと、おっかしいなぁ~?」 「……!」 そして季節は巡って春。 二年生になった俺が、いつものように放課後部室に向かっていると、廊下のド真ん中でうろうろしている女の子がいた。 これが同じ部活の後輩になる、宮永さんとの出会いだった――。

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小説を読もう2024/08/23
  • 現在の作品彼女に浮気された俺は、二度と恋愛なんかしないと誓った。でも、新入生の部活の後輩に異様に懐かれ……!?