あらすじ
気がつくと、私は乙女ゲーム『銀河恋姫戦記』の世界に転生していた。華やかな主人公ではなく、量産型ロボットの汎用AIとして。しかも相棒となったのは攻略対象ですらない問題児、カイト・ヴァレンタイン。ゲームの知識では、彼はすぐに戦死する運命だった。それは私の死をも意味する――。
カイトを鍛え上げ、その命を守る。しかしAIらしからぬ行動は、これまた私自身の死に繋がりかねないことがわかる。シンギュラリティを超えたと判断されたAIは危険だとして、即座に消去されてしまうのだ。
人間とAIの境界を探る青春SF。果たして私はカイトと自分の存在を守り抜けるだろうか。