あらすじ
東京の一流ホテルの若手支配人、薫と恋人関係であった、尾道の民宿「とと屋」の一人娘である七緒。
結婚も視野に入れた五年目にして、唐突に薫から別れを告げられる。
「あなたとの付き合いは市場調査でした。別にあなた自身を好きだったわけじゃない」
あまりに酷い失恋を経て、今後一切恋愛をしないと心に決めた七緒の前に現れたのは、界隈で知らぬ者はいない日本屈指の老舗旅館「春灯亭」の若旦那、一水 斗真だった。
「君に心底惚れてしまった。どうか俺を、この民宿に婿入りさせてくれないか?」
<9月末まで掲載中>