あらすじ

人の血を啜る牙に、心を見透かす紅い瞳は月夜を支配する。 そうしたヴァンパイアの伝説が数多く伝わる国、ムーンダリア公国。 貿易商社ハロワイルカンパニーのひとり娘、エルシア・ハロワイルはある夜、社交界を抜け出したところで公爵家の引きこもり公子、カルティオ・ヴァン・ストリフォンに出会い、命を救われる。 カルティオは、伝説に語られるヴァンパイアの血を引いていて――。 「きみ、放っておくと、死にそうだけど」 ――「え?」 「きみの血に、溺れたい」 ――「それはちょっと、勘弁してもらいたいものだわ」 恋を知らない乙女と、人の血を吸わない主義だという偏食ヴァンパイア。 その出会いをきっかけに、恋愛音痴のふたりの距離は自然と近づいていく。 そんな中、エルシアは商社を巡る事件に巻き込まれ――。 愛と思惑は錯綜し、沈むほどの想いを浴びて、乙女は何を夢見るか? ※『その溺愛、過剰です!?』コンテスト参加の中編小説です。よろしくお願いいたします。

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カクヨム
カクヨム2024/08/17
  • 現在の作品夢見る乙女の血は甘い~引きこもり公子は偏食ヴァンパイア~