あらすじ

高校生の智也くんとデパートガールのわたしは、八つの歳の差がある「幼なじみ」。ずっと小さな弟みたいだったのに、ふと気付くと、智也くんの背はわたしよりずっと高くなっていた。「ふーちゃん、今度の休み、ヒマだったらメシ食いに行こうよ」「嬉しいんだけど、その日は約束があって……ごめんね」「なに? カレシとデート?」否定も肯定もせず、あいまいに笑ってごまかす。わたしの恋人は、わたしだけの人じゃなかったから。「ふーちゃん、ヒマだろ? 出掛ける気配、ゼンゼンないじゃん」デートをドタキャンされて落ち込むわたしの前に、差し出される智也くんの手。ここで智也くんの優しさにすがってしまうのは、絶対にズルイ。間違いなくズルイって、わかっているのに。「行こう、ふーちゃん」智也くんが、手を差し出す。まだ大人じゃない、でも、もう子供でもない男の子の手。それは、あの人の手とはゼンゼン違う、わたしだけに伸ばされている手だった……。※こちらの作品にはイラストが収録されていません。(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)

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Renta!
Renta!2012/01/10
  • 現在の作品となりのプリンス