あらすじ

橘樹家は世間一般で言うクソゲー、『マニアクス』と真剣に向き合い、心の底から楽しみ、弔う……一種の〝葬儀屋〟とも呼ぶべき仕事を生業とする『アンダーテイカー』一家であった。 そして、そんな一家の一員である詩羽は、数多のマニアクスを尋常ならざる速度で葬送ってしまったことによって体調に不調をきたし、惜しまれながらも若くしてアンダーテイカーを引退してしまった自らの父……『天才、葬送のギアーレン』と呼ばれた父に並ぶべく数々のマニアクスを日々、葬送っていた。 しかしマニアクスだのなんだの呼称しようがクソゲーは所詮クソゲー、まだまだ未熟な精神構造をした一般的な高校生である詩羽の身体は普通に神ゲーを求め、適当な言い訳を重ねながらも詩羽は同じく(同じく?)ゲーム好きである幼馴染に良さげなゲームを紹介してもらってしまう……。 こうして、クソゲー葬儀屋と神ゲー、交わるはずのないふたつが交わろうとしていた―――。 「クソゲー呼ばわりはやめてもらおう。マニアクスにも尊厳はある」 ―――今、クソゲーより生み出されし最強の戦士による神ゲー冒険憚が始まる……。

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小説を読もう2024/08/11
  • 現在の作品クソゲーを葬送りし者、天骸を巡る。