あらすじ
海外留学の代理店に勤める芳樹は、厄介な男性客に性的な関係を迫られてゲイバレの危機を感じ、困惑していた。そんな時、偶然出会った茂木という男に誘われ、初めて恋愛の予感を抱く。普段はノンケのサラリーマンを装っていたが、芳樹は自分がゲイであることをすでに自覚していた。ちょっとMっ気のあるビッチであることも――。芳樹には大学生のころに留学費用を捻出するためにゲイビデオに出演した過去があった。売春も同然に何人もの男と関係を持つ毎日を送っていたのだ。SM、乱交……そういうプレイを強要されて快楽に溺れていた。就職活動を機にゲイビデオの世界からは抜け出せたが、快楽の記憶は今も消えない。そんな自分の性癖を恥じる芳樹にとって、茂木との出会いは仄かな光明だった。「僕にもやっと、きちんとつきあえる恋人ができるのかもしれない」だがそんな矢先、茂木に「バニラな関係でいよう」と宣言されてしまい……。※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)