あらすじ
うちの学校には裏門へと続く長い階段がある。何十年も前の夏の話のこと。ある生徒がいじめに遭っていた。その生徒は、自分をいじめる生徒から逃げていた際に、足を滑らせそこの階段から落ちて亡くなった。
その後毎年夏になると、階段の下にある植樹帯に、複数輪の向日葵(ひまわり)が咲くようになった。
もし向日葵が咲いていたら、挨拶の一言だけでも向日葵に話し掛けると良い。そうすれば永遠の友達ができるらしい。
ただし、咲いていた向日葵の数が、ある日突如として減った時……
「亡くなった生徒に呪われちゃうんだって……」
噂話を聞いた私は、一冊の本を思い出す。
“向日葵と仲良くしてほしい”
その本にはそう書かれたノートの切れ端が挟んであって――――
夏のホラー2024、テーマうわさ。参加作品となっております。