あらすじ
「私、あなたのことが嫌い」一緒に自殺するたびにそんなことを言ってくる彼女を私は嫌えない、そんな自分が嫌いだ——
私はその日も結局自殺をすることができなかった。そんな私に対する当てつけのように登坂さんは私の目の前で電車にひかれようとした。それを私が助けないはずもなく。しかし助ようとしたものの一緒にひかれて、そして『死に戻った』
今までつながりはなかった、そのはずだった。だけどその日から私は少しずつ変わっていく気がした———
近づくほどに離れていく、時間のたったドリップコーヒーのような百合小説