あらすじ
藍色の目を持つ咲羅(さくら)の日課は、大桜に宿る精霊と話すこと。
いつものように精霊と話していた高校受験前日の朝。突如、村が魔物に襲われる。
村人たちは、異色の目を持つ咲羅が魔物と関係しているのではないかと疑う。
否定する咲羅だったが、母を助けようとして不思議な力に目覚める。
そんな咲羅の前に、異色の目と髪を持った男たちが現れる。
彼らの正体は、風人(ふうじん)という種族だった。
力を使い果たした咲羅が次に目を覚ました時、風人の子どもたちが通う風子学園にいた。
勝手に連れてこられたことに怒る咲羅だったが、同い年の夕希(ゆうき)と舞弥(まや)に学園を案内してもらい、少しずつ風人の世界に興味が湧いてくる。
一方、学園長である風牙(ふうが)は、咲羅について調査を進めていた。
咲羅が暮らしていた村には、前学園長である持之(もちゆき)の《結界》が張られていたのだ。
持之は任務中の怪我が原因で4年前に亡くなっており、その死の詳細はずっと不明だった。
持之は何から咲羅を守っていたのか。なぜ学園に連れてこなかったのか。
風牙は持之の死の真相を探りはじめる。