あらすじ
伯爵令嬢のマリットは王都で婿を探すため、英雄である魔術師の秘書となった。
そこでひとつの魔術に触れ、前世を思い出す。
国宝である黄昏の杖。その杖であった前世の自分は、使い手の少年をかばって砕け折れていた。
しかし後悔はしていない。
むしろこうして転生し、英雄と呼ばれるまでに育った彼を見られるのは嬉しい。
立派な好青年になっているはずだと期待して再会した元使い手は、杖に話しかける偏人になっていた。
――ダメだこの子、早くなんとかしないと……!
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短編「元杖の伯爵令嬢は、英雄を結婚させたい ~元使い手は杖を偏愛していました~」に加筆しました。
8話までは短編とほぼ同じ、全12話でさくっと終わります。