あらすじ

西暦2414年。 若きアンドロイド工学博士、タロー・K・タチバナは、彼の姉であるロボティクス企業の大手、ルナウイングス社のCEO、アヤ・R・タチバナに、研究開発部門をまかされ、ひたすら最新のアンドロイド研究に没頭する日々。 あるとき、15年前から計画が進んでいた「ピグマリオン・プロジェクト」の本格始動に伴い、彼が開発した、人の心に限りなく近い動きを再現できるAI「ガラテア」を組み込んだ新作アンドロイドの開発が姉より依頼された。 人に限りなく近い体をもち、心をも再現できるこの新作アンドロイドの脳核に組み込まれるデータは、既に亡くなった人物の記憶や経験を元にする脳のデータ。生前の本人の了承または、遺族の了承を受けたドナーから提供されるものだった。 このプロジェクトの最終目標は、亡くなった人間をオーダーメイドでアンドロイドとして復活させること。そしてそれを商売にするプロジェクトだった。 オーダーメイド契約の他には、個人情報を封印したこのアンドロイドを量産型の「都合のいい恋人」の代わりとして風俗産業に供給するという目的もあった。 この依頼にあまり気乗りがしていなかったタローだが、提供されたドナーリストの中に偶然、彼のかつての初恋の人の名前を見つけてしまう。 男性しか愛することのできないG指向のタローが、学生時代に憧れていた、家庭教師クライブ・ラングフォード。 若くしてこの世を去った彼のデータがドナーリストの中にあった。 かつての初恋の人の脳のデータを試作品に使うことに決めたタロー。 そこにはある想いがあった。 かつて叶わなかった恋を、新たな形で成就させるという望みが。 かなりぬるいSF風BLです。(SFとしては突っ込みどころも多いのでSFっぽい何かといったほうがいいかも) 一応、BLですがガチの恋愛というよりはブロマンスに近いかも。お互いの心の繋がりに重きを置いたテーマとしていますので、性的に過激な表現はありません。

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小説を読もう2020/12/09
  • 現在の作品CLIVE 〜心を持ったアンドロイドは恋を知る〜