あらすじ
婚約者の浮気と裏切りがきっかけで魔力を暴走させたアリスリーナは、罪人の証しである「魔女の烙印」を捺された。
もう王都では生きていけない。──死ぬことも許されない彼女に手を伸ばしたのは、若き辺境伯フェリクス・ヴィンセントだった。
辺境伯領には、魔物を捕らえる迷宮(ダンジョン)がいくつもある。
ダンジョンは魔法建造物で、王都や大きな商業都市に被害が出ないよう、魔物を捕らえる仕組みになっている。そのため、各地の辺境伯は魔物を従える「魔王」と揶揄されることがあり、王都に住む宮廷貴族とは特に関係が悪かった。
辺境地のことをほとんど知らないアリスリーナは、不安な気持ちを胸に抱き、王都を後にする。
自分は罪人だから、監禁されて過ごすことになるかもしれない。だけど、ワガママは言えない。静かに過ごすだけ……
覚悟を決めていたアリスリーナだったが、彼女を出迎えたヴィンセント家の人々は拍手喝采、大歓迎だった。
想像と現実のギャップに困惑するアリスリーナの新たな生活が始まる──
※セルフレイティングは、念のためつけてあります