あらすじ
小中一貫校に通う三波(みなみ)聡美(さとみ)は、生まれつき抜群に耳がいい小学五年生。
四月の半ば、先生の手伝いでクラブ棟を訪れる。
そこで聞こえてきたのは……誰かがケンカしている声!?
声をたどって着いたのは、クラブ棟二階の一番奥の部室。
そこにいたのは、"声劇部"の部員を名乗る生徒達。
成り行きで部活見学をした聡美は声劇に魅了され、自分もやってみたいと思うが……!?
――すごく素敵でいい部活だと思います。だからこそ……私は、この部活には入れません
初めてのことは、誰だって怖い。
失敗したことに再チャレンジするのも、怖い。
だけどその怖さを乗り越えた先、はじめの一歩で飛び込めるところにあるかもしれない――あったかくて眩しい、光のお話。