あらすじ
二度の異世界転移で、一人孤独に生活する主人公。
彼のスキルは、特殊過ぎて理解されなかった。
MMORPGのパーティーコマンドを真似て作ったスキルだったからだ。
『パーティーに加入する』『味方の位置を探る』『味方のステータスを確認する』『敵の強さを比較する』など、直接戦闘では、役に立たない能力を選んでしまった。
それでも、主人公は元の世界に戻ることを諦めてはいなかった。
その特殊性を生かして、サポーターとして生活基盤を築いていた。
そんな時に王都から高ランクの冒険者が現れて、街全体での協力を要請して来た。
そのお目付け役として王族も同行していたので、街の各ギルドも断れなかったのだ。
街の冒険者に被害を出しつつ、高ランク冒険者は迷宮攻略を進めて行く。
そして、最後まで付き合えたのが主人公だけだった。
迷宮ボスの攻略を開始するが、無理と判断して撤退を決めたその時、主人公は置き去りにされてしまう。
主人公は、ここでスキルの真価を発揮した。
「よう……、俺とパーティーを組まないか?」
※
一度目の異世界転移は、『壊れ性能の収納魔法』の世界と重なります。
補完的な意味で、かなり触れます。
ネタバレを気にする人は、注意してください。