あらすじ

天正十年、明智光秀率いる明智軍は、本拠地の坂本城に明智左馬之介こと秀満に任せて自分らは織田信長のいる本能寺に向かった。
日本史に残るクーデターであった。
明智軍一万二千の軍勢は、本能寺に着くまで光秀は兵士たちに一切明かさずに行動した。
本能寺に着くなり、光秀は本能寺を囲み、兵らに号令を発した。
深夜に軍勢をなだれ込ませて一斉に攻めた。
動揺したのは信長を護衛していた側近たちで手勢わずか二百足らず。
信長は信頼する森欄丸より、報告受けて動揺もせず、慌てることもなく、一言、「是非もなし」と発しただけだった。
森欄丸や黒人の弥之助に命じて弓と矢、槍を持ってこさせて妻の濃夫人(お蝶)に頼み、かの有名な「人間五十年」を舞をして、弓と矢、槍を蘭丸、弥之助にそれぞれ持ったせて自ら明智軍と戦いに向かう。
奮戦したものの、多勢に無勢では織田信長の家臣たちは次々と討たれ、覚悟決めた信長は蘭丸に後事を頼んで弥之助と共に本殿へ。
そして、不敵な笑いで「光秀よ、わしの首は簡単にくれんぞ!!」といい放ち、弥之助になにかを伝えて寺に火を放ち、自害した。


「探せ、探せ!!なんとしても、上様の首を探せ!!」
大声張り上げて光秀は必死に本能寺の焼け跡で信長の首を探したが見つからなかった。
一方。
坂本城にいる明智秀満はようやくしして光秀がクーデター起こしたことを知ったのはだいぶたってから。
そこで、彼は後にとんでもない行動をとることになる。
光秀の三女を嫁にもらっていた美しい妻に後事任せて迅速に行動した。
なんと、彼は鎧着たまま、琵琶湖に飛び込み、妻子たちを先に逃がして坂本城に火を放って。
この後の秀満の 行動は謎とされて歴史にも一切、名がでてきてない。

時は流れて。
1600年 、関ヶ原の戦い勃発。
東軍率いる徳川家康陣営に奇怪な僧がいた。
僧の名は天海。
状況判断、冷静な分析力を兼ね備えた謎の僧はある間者を呼び寄せ、何やら告げ、戦場に走らせた。
その後、にゃっと笑った彼は情勢を熟知して家康になにやら告げた。
これが天下分け目の戦いを大きく変えることになるとは天海と家康以外知るよしもなかった。
この戦いはすぐに決着がついて、勝利したのは東軍だった。
敗走することとなった西軍の総大将石田三成(毛利輝元だったが彼は全く動かなかった。)は参謀の島左近(勝猛)に任せてさっさと戦場を敗走した。
一方で天海に密命受けた間者は陰で暗躍していた。
天海が得意とする分析力と情勢の判断力はずっば抜けて後に起こる大阪夏の陣、冬の陣でも一翼駆った。
琵琶湖に甲冑着たまま、飛び込んだ秀満は行方知れずで琵琶湖で溺れ死んだ、どこかで生きているとか噂は流れたがほんの一時でそれも消えた。
仮に天海が秀満であったとしても証拠は残ってないから真実はわからない。
天海が放った間者は某映画にもなったほど人物だがこれも資料はない

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アルファポリス
アルファポリス2024/08/07
  • 現在の作品雲のかなたに名を消した智将〜明智左馬之介〜