あらすじ

都会からほんの少し離れた山々並ぶ片田舎。
 日本で知らない人はいない有名な女優を母に持つ望月 希美は、ある日突然、古典的なラブレターで校舎の屋上に呼び出される。茹だるような暑さが顔を出し始めた7月、指定先にいたのはどこか陰鬱な様子の男子高校生だった。

「死のうと思った」

 諸星 夜鷹と名乗るその子はまるで全てがつまらないと言ったような口振りでそう呟く。
 告白ではなく仄暗い言葉を発する彼を見て、放っておけなくなり、流星群降る夜を共に見ようと提案する。

「流れ星に願いを言うと叶うって言うじゃん?じゃあ流星群はさ、いったい何人の願いを叶えるんだろうね?」

 死にたくなくなるほどの思い出を紡ぐ、勘違いから始まるひと夏の物語。

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アルファポリス
アルファポリス2024/08/07
  • 現在の作品堕ちゆく星に希う