あらすじ
無差別連続殺人事件の被害者である天谷紫音(あまやしおん)は、小学六年生の誕生日に、その身体に深い無数の切り傷を負った。
回復は見込めない。――それが医師の言葉だったが、正しく奇跡、生還したのである。
だが、その代償による後遺症は酷かった。
そうして二年の時を経て、リハビリの末、高校に転校生として進学する。
右も左も分からない――転校生ならよくある話だが、そんな彼の前に突如天使が舞い降りた。
才色兼備でクラスの委員長であり、オマケに生徒会の役員も兼任している彼女は、校内はもちろん、校外にもファンがいた。
だが、そんな彼女には闇があった。
それは自身の父親が、無差連続殺人事件の犯人だったということ。
犯人の娘というレッテルを抱える彼女が、その被害者である紫音をどう認識するのか。
また紫音も、そんな彼女をどう意識していくのか。
そんな、一風変わった恋愛ストーリー。