あらすじ

ミアがお仕えしはじめたマーガレットお嬢さま(五歳)は、大好きな『おじさま』のために、彼が働く王宮へ美味しいお菓子を届けようと考えた。 お屋敷に来た少年が父親の手伝いをしていると知り、子どもだって仕事ができるのだと奮起したらしい。 しかし五歳がひとりで出かけられるわけがない。 かくして、伯爵家によるひそかなバックアップのもと「お嬢さまのはじめてのおつかい」が慣行される運びとなった。そのお供に選ばれたミアは、お手製の菓子を持って王宮へ向かう。 馬車の中、バスケットに詰め込んだ、焼いたばかりのクッキーから立ち上がるのはシナモンの香り。 「シナモンはからい」としかめっ面をするマーガレットを見て、ミアは昔のことを思い出す。 そういえば子どものころ、年上の男の子と似たようなことを話して、シナモンの味を克服しようと考えたものだった。 シナモンクッキーには、初恋の男の子との思い出が詰まっている。 幼女が恋のキューピッドになって、初恋の君と再会する話です。 ※他サイトにも掲載 エブリスタでは8000字へ改稿しております。

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小説を読もう2024/08/06
  • 現在の作品初恋はシナモンの味がした