あらすじ
■生涯をともにする相手ではなくても、今夜はこの人に身をゆだねたい。■「新年おめでとう」キスのあと、耳元でささやかれ、ジーナははっとした。この私が――慎重で分別のあるはずの婦人警官が、大晦日のパーティで偶然出会った男性にキスをされ、純粋な欲望に体がうずくのを感じるなんて。決して甘い言葉などかけそうにない硬派。何を考えているかわからない謎めいた皮肉屋。ジャクソン・グレイはジーナにとって、まさに未知の存在だった。彼の腕に包まれると、生まれ変わったような気がした。最後にこんなキスをしてから、どのくらいたつだろう? 「出ようか」彼にそう言われたとき、ジーナは迷わなかった。今夜だけは、ちがう自分になりたい。欲望のままに夜を過ごしたい。たとえ一夜だけの関係になるとしても。(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)