あらすじ

26歳の怜花は突如、難病・舟型棺桶性硬化症(BSCS)を発症する。 徐々に全身が謎の甲羅で覆われ、まるで舟型の棺桶状に異形化してしまい、最終的には命を落とす不治の病だという。 全国のBSCS患者とメールでやりとりした結果、とある噂を眼にする。 病気が進行し末期になり、肉体が小舟へと変容したならば、海に解き放ってもらえというだ。 舟は波に乗り、やがてはるか沖合の異界へと運ばれる。そこは苦しみのない楽園のような世界だと信じられていた。 怜花は見舞いに来てくれた兄、達樹に懇願するのだった。余命いくばくもない怜花にはそれにすがるしかなかった。 「私が私でなくなる前に、船出させて」と――。

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小説を読もう2024/08/03
  • 現在の作品舟型棺桶性硬化症(BSCS)