あらすじ
【本編あらすじ】
使用人のアルシアは、仕えている子爵家の人々から虐められていた。
辛い毎日だったが、祖父母の代から続く借金があるため、彼女はそんな生活を続けるしかなかった。
ある日、彼女の元にエルード・ラーファンが訪ねて来きた。
公爵家の人間である彼は、アルシアに衝撃の事実を告げてくる。アルシアは、公爵家の隠し子だったのだ。
公爵家の人間が、子爵家で働き続ける必要はない。
そのため、アルシアは子爵家から出て行くことになった。
そんな彼女に対して、子爵家の人々は態度を一変させていた。彼らは、自分達より上の地位になったアルシアからの報復を恐れているようだ。
【外伝あらすじ】
聖女であるシャルリナ・ラーファンは、その激務に嫌気が差していた。
朝早く起きて、日中必死に働いして、夜遅くに眠る。そんな大変な生活に、彼女は耐えられくなっていたのだ。
そんな彼女の元に、フェルムーナ・エルキアードという令嬢が訪ねて来た。彼女は、聖女になりたくて仕方ないらしい。
「そんなに聖女になりたいなら、譲ってあげると言っているんです」
「なっ……正気ですか?」
「正気ですよ」
最初は懐疑的だったフェルムーナを何とか説得して、シャルリナは無事に聖女をやめることができた。
こうして、自由の身になったシャルリナは、穏やかな生活を謳歌するのだった。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。
※外伝は、アルファポリスで「そんなに聖女になりたいなら、譲ってあげますよ。私は疲れたので、やめさせてもらいます。」というタイトルで投稿したものです。