あらすじ
(他のサイトとの重複投稿となります。なお、他サイトのほうは完結が視野に入ってきたため、こちらではそれを一部書き直しながら、少しずつ掲載していきたいと考えております。大きく書き換える部分もあるかもしれないので、できればこちらの方を順次読んでいただけると嬉しいです)
欽之助は大学時代から京子と付き合っていた。しかし、国会議員である彼女の父親は秘書の片桐を使い、ことごとく二人の仲を裂こうとしてきた。結局、彼が新聞社を退職し無職になったのもあって、お互いの意志で別れてしまったのだった。
欽之助は、失恋の痛みを抱えながらあちこち放浪した末、田舎に手頃なあばら家を見つける。そこで質素な生活をしながら小説を書き続けることにしたのだが、直ぐに様々な怪異に見舞われるようになる。
やがて、地域の人たちとの交流を深めていく中で、この屋敷の秘密を突き止める。
ある日、彼が外出先から帰ると、座敷の床下が勝手に掘り返されているところにちょうど出くわす。京子の父親の指示によるものであった。彼の話では、京子が失踪してしまったため、あろうことか欽之助を疑ってのことだった。
しかし、欽之助は、父親の秘書であった片桐の仕業であるらしいことを見抜く。このままでは、京子の命さえどうなるか分からない……。